NPO法人スカーラ

 今日の子どもに対する社会的な取り組みや活動は、分割施策ゆえにある年齢層においては特化、あるいは空白化を生み出してしまい、一人一人の子どもの成長、育成段階を総合的、継続的に支えていくための配慮が欠如していると言わざるを得ません。
 その状況を改善すべく、私たちは、隣人愛を基盤にする全年齢層の人々が各自の能力を結集して、子どもたちの乳幼児期から自立までを様々な活動をもって支援し、最終的に社会貢献できる人材として育成していくことの必要性を感じています。そのため、特に下記を心がけて活動を始めました。
 具体的には、子ども、青少年及びその家庭に対し、地域、関係機関と連携しながら、一時預かり保育、引きこもりや様々な事情により中途退学したものなどに対する学習指導、就業訓練等に関する事業を行い、人格形成、家庭環境の健全化に取り組みつつ、就学、就職などの自立支援に寄与すべく、活動を行っています。
 分断された福祉政策のかけはし、子どもの段階的育成、子どもと家庭や社会を結ぶかけはし、スカーラ(ラテン語で「はしご」「かけはし」の意)となればと願っております。

スカーラの主な働き

●青少年に対する学力指導事業  からしだね勉強会
●就業訓練などを通じた自立援助に関する事業  自立援助ホーム「オリーブ」
                       ケアハウス・自立援助ホーム「緑のまきば」
●研鑽、社会貢献を目的とした地域交流事業  コミュニティカフェ「エクレシア」
●連携施設  ファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)「子ひつじホーム」

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